6.皿が飛ぶ!鍋が飛ぶ!
一日のなかで食事というのは大切なイベントだと思いますが、
陰々滅々の食事となるか、大賑わいのお祭りとなるか。
たったひとりのわびしい口よごしとなるか、
その日の奥さんのご機嫌次第。
時間がまたあやうい。
朝はなし、お昼はほぼ12時、
テレビドラマの影響で、夕食は6時であったり、11時であったり、さだまりません。
支度する側にしてみれば、めんどくさい、やりたくない、手を抜いてやれ、時短時短!
いろいろモチベーションの高低というのがあるのでしょうね。
食べる側にしてみると、ためいきをつき、めんどくさい!
舌打ちをされての食事というのは、遠慮したいですね。食べない方がいい。
だから大きなためいきをつき、舌打ちをし、めんどくさいと罵っているのをみて、
「なにもするな!食事なんてやめておけ!」
と怒鳴ってしまったことがあって、そのときに飛びましたね、皿や鍋が!
シンクにつぎつぎと皿が投げ込まれて、壊れて破片が飛び散る。乱暴狼藉!
口に入るものですから、磁器陶器の破片はのみこんだらたいへん危険ですよね。
普通なら そっとだいじに扱う物を、ここまでやると もはや凶器でしかありません。
それから2日間は食事無し!
それでも食べないわけにはいきませんから、自分で支度をします。
奥さんの分も合わせて、あり合わせの物とカンズメなどで二人分。
しかし私が調理したものは、奥さんは食べません。
手もつけない。だから何日も食卓の上においたまま。
冷蔵庫にしまった分はそのまま。やがて干からびたり、変色したり。
これもどこかで始末をつけなければなりません。 こうしたことが だいたい月に1回起ります。
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